三浦半島でチョウチョウウオを求めて・後編 【2013.9.7 森戸海岸～立石・梵天の鼻】

朝の漁港では、タモで掬える範囲に流れ藻なども無く、カラフルな魚や珍しい魚も特に見当たらない状況でした
というわけで、寝ていた子供も目を覚ましましたので、次の海を目指します

■■■　AM10:00～11:00　森戸海岸　■■■
当初逗子の浪子不動の磯を目指したのですが、駐車場に入りそこねました(笑)
そうするとあそこの道は戻るのが大変というわけで、行き先を変更して森戸海岸へ
森戸神社の裏から海岸に降り岩場に向かいましたが、ほとんどのタイドプールにはハゼ以外の魚影が見当たりませんでした
そんな中、森戸川そばのタイドプールにようやくシマスズメダイの稚魚の姿を発見
子供と2人で協力して何とかゲット

というわけで、この日は他にめぼしい生き物がいそうになかったのと、森戸神社がお祭りだったようで、それが始まると車が動けなくなるので早々に移動することにしました

収穫：
　シマスズメダイ　×3
　イソスジエビ　　大量(すべてリリース)

■■■　AM11:00～16:00　秋谷海岸・立石＆梵天の鼻　■■■
小坪漁港や浪子不動、森戸海岸はネットの情報からあたりを付けて行ったのですが、結局いまだカラフルな魚は採れていないので、熱帯魚系がいるかどうかは不明ですが、最後に釣りポイント本で私が少し目を付けていた秋谷海岸の立石に行ってみることにしました

到着してみると干潮時間も近かったこともあり、梵天の鼻の上では何人もの人が釣りや磯遊びをしている様子なので、我々も早速行ってみました

岩場の上は比較的平坦でそんな中でもあちこちにタイドプールがあります
また、深く切れ込んだワンドも何箇所かあり、そこでは何かの稚魚と思われる小魚も何種類か泳いでいました
その中でも特に崖状に切れ込んでいる場所で、すごくきれいなチョウチョウウオを1匹発見
しかし、手の届くところには来ず、眺めているだけに終わりました

そこでシュノーケリングで本格的に網を持っていた人の話だと、この日はチョウチョウウオは2匹いたそうです
前に来た時には青い魚もたくさんいたけど、この日は1匹だけだとのこと
なかなか熱帯魚系の魚は遠いようでした

ここでは結局子供がイシダイの稚魚を採取
イソスジエビは大量にいたので、こちらは大きめのものを選んでキープしました

その後我々も水着に着替え、浜の方にある立石の周辺の岩場周りでシュノーケリングに変更です
しかしここの岩場、大量のウニが岩をに張り付いていて非常に危険
実際、波でよろけて踏んだ場所にウニがあって、とげがマリンシューズの底のゴムを突き破って足に刺さってしまいました

まあ、エサになる種類の海草があまりなさそうなので、TVで見たダッシュ島のウニよりさらに身も入って無さそうですから漁師の方も捕って無いんですかね

というわけで、岩場周辺を避け、砂浜の方に移動し、ところどころにある沈み根に移動

砂地ではかなりサイズは小さいですがキスやメゴチが泳いでいるのを結構見ました
根周りではキュウセンが親子でしょうか、通常サイズのものに何匹かの極小サイズのものが付いて泳いでいました

ある沈み根で青いスズメダイを3匹発見して長時間格闘しましたが、姿を見せるとそこにもいた岩の隙間にいるウニの裏に入り、手が出せなくなります
結局あきらめましたが、何の気なしに海草を網でざっとすくったら、5cm程のイシダイの稚魚が入っていてびっくりしました
でも、水槽にはちょうどいいサイズなのでキープします

結構長時間泳ぎ、久々のフィンもあってかなり体が付かれていたので、食事をした後、子供がもうひと泳ぎするというので、私はちょうど駐車場下の砂浜が無人だったので、少しだけ買ってきていた青イソメを使って、そこでちょい投げで釣りをしました

ただ、そこは泳いでいても魚がいなかったエリア
案の定ほとんどアタリも無く、子どもが最後にひと泳ぎしてた間だけの短時間ですが、その間で10cm程のシロギスとハゼだけに終わりました

採取の収穫：
　イシダイ稚魚　×2 (なぜか1匹行方不明)
　メゴチ稚魚　　×1 (リリース)
　イソスジエビ

釣果：
　シロギス　×1
　マハゼ　　×1
　すべてリリース