赤潮の内浦 【2013.3.23 沼津・内浦漁港】

この日は午後静岡に行く用事があったので、前日の夜出発で行きは途中釣りをしてから行くことに。
行き先は最近は駐車場・トイレ・コンビニが完備されている沼津・内浦漁港です。

ひとまず満潮明けの４時まで仮眠し、そこから準備開始。
極寒の中だった前回までと違い、この日は４時でもかなり場所取りのバケツがあったり、すでに釣りをしてる人などもいて、堤防の入り口寄りの外海側はかなり埋まってました。

が、港内側に停泊している船の周りや、外海側も堤防の波のあたっているところなどが不気味に青白く光ってます。
誰も釣りをしていない港内側足元を少し照らすと……なんと水が真赤。
赤潮が発生してしまっているようでした。

※写真は明るくなってから撮影した港内の赤潮の状況

ひとまず堤防中央あたりの外海側で浮き釣りを開始しますが、何もあたりがありません。
糸の操作をしたりするとそこが青白く光るのがなんとも不気味な感じです。

少し明るくなると、外海側も何か白っぽい粒のようなものが大量に水中を漂っているのが見えます。夜光虫でしょうか？
その粒のようなものの動きをみている限り、堤防中央あたりの外海側は手前は潮が動いていないように感じられます。
おまけに明るくなって気付いた衝撃の事実。
RADIXの先端がトップガイドの根元でまた折れています（泣）
いつやったのが全然気づきませんでした。
結局竿を取り換えるタイミングで前回と同じ堤防先端に移動しました。

堤防先端寄りの外海側でコマセを入れると、メジナの姿が見えています。
どうも見切られているようで、なかなか付け餌を食ってくれないのですが、ぽつぽつとは掛ってくれます。

が、場所移動やら何やらで時間を取られたため、いつも通り、アイゴの襲来の時間に。アイゴも、ここのはチビアイゴに交じってそこそこのサイズのも掛ってくるようになりました。
この写真のアイゴは22cmもありました。
最大サイズだったので、試しに食べてみようと思って、毒針のある鰭をキッチンバサミで切り取り、血抜きもしましたが、あろうことか最後クーラーに入れるのを忘れて、気付いたときにはすっかり暖かくなった地面で生乾きになって異臭を放っていました……（－人－）

この後は潮が引くのに合わせて堤防先端部分は流れていく赤潮が押し寄せ、アイゴがコマセが無くなっても赤潮の下で何かを食ってるような感じになり、アイゴを交わすのがだんだん難しくなってきます。

9時を過ぎるとメジナの姿自体を確認できる頻度も減り、圧倒的多数のアイゴを交わすことができず、メジナは4匹に終わりました。
朝私が移動した時間に堤防の曲がっているポイントに入った地元の人らしきおじさんも、この日はメジナは4匹だったそうで、まあ、こんなものなんでしょうかね。

嫁子供は結構遅くまで仮眠してた様で、かなり昼近くなってから堤防にきましたが、子供は私がおき竿にしていた投げ竿でマイクロメゴチを釣ったものの、自分で投げられる距離だと根がかりを連発し、代わりに私が投げると、隣とは結構距離はあったんですが、今度はそのカゴ釣り師とのお祭りを連発したため、やる気が失せたようで、根がかりでおもりごとロストした時点で、短時間でやめてしまいました。

嫁はちょっとルアーを投げてましたが何も反応なく、ミャク釣りに変えて足元でネンブツダイ2匹でした。

地元のおじさんによると、ここのメジナも大きくても30cmまでということですが、30cmオーバーを私も釣ってみたいものです。

釣果：
メジナ　×4
アイゴ　×10位
ハゼ　×1
メゴチ　×1
ネンブツダイ　×2