５年越しでの渚釣り初体験にサーフジギング 【2016.12.3 大磯・照ヶ崎】

およそ５年ぶりに大磯の照ヶ崎の海岸に釣りに行ってきました
サーフからのジギングをやりつつ、初挑戦の渚釣りでクロダイ＆メジナを狙ってみました

以前は・・・

まだ家族で釣りに行き始めた当初は子供も小さく、ちょい投げでの小物釣りが主流でした
水槽用にきれいな海水を汲んで帰ることも多かったので、大磯の照ヶ崎は当時よく行ったポイントの一つ
その頃から、サーフからメジナやクロダイ釣ってる人がいたので、次はやってみようと思いつつ、足が遠ざかってしまいました

当時の記事
カサゴ狙いで照ヶ崎 【2011.12.10 大磯・照ヶ崎】

荷物が重くて・・・

というわけで、朝5時に駐車場が空くと同時に入り、背負子にクーラーと数キロの重さになるコマセ、渚釣りとジギングの道具一式を持って、いざサーフへ
テトラが積んであるの奥のほうまで行きたいなと思っていたのですが・・・体力の限界を迎えてちょうどテトラが積みはじめられているあたりでギブアップ(笑)
しかし、ここで諦めたことが後々の結果に・・・

渚釣りのエサといえば・・・

砂浜を歩いた際に体力が削られる最大の原因が重量感たっぷりのコマセ(笑)
渚釣りといえば・・・ということで、マルキューさんの『Bチヌ遠投』１袋に、『チヌパワームギスペシャル』１袋、『ニュー活さなぎミンチ激荒』１袋とオキアミ３Kg
付けエサには、『くわせオキアミスペシャルチヌ』、『ネリックス（サナギ）』、『活さなぎ』を用意
これだけで約１１Kgあります(^^;
まずはこれらを使ってコマセ作りから

地球との厳しい戦い

釣り初めは恐らく潮が満ちている状態で、波も穏やか
渚釣りには好条件？と思っていたのですが、釣り初めから2時間以上、付けエサもそのままでほとんどアタリらしいアタリもなく、時間だけが過ぎていきます
あまりに何もないので、時々ジギングに変更
3回目にジギングに変更した時だったか、40gのジグに何かがヒット
結構な重量感で糸がどんどん出ていきます・・・と思ったらなぜかドラグがゆるゆる(^^;
ドラグを調整しようとしてるとテンションが一瞬弱まってしまい、針が外れちゃったんですかね？
根掛かり状態になって最後はラインブレイクしてしまいました
青物なら根には潜らないでしょうから、根魚か何かだったんでしょうかね？

潮が引いてくると・・・

そのうちだんだんと潮が引いてきて、手前の水深が浅くなり、根のある所は水面にそれが分かるようになってきました
そこで判明したのですが、自分の目の前は根だらけで、かなり厳しい場所だということ
少しテトラ帯側に寄れば目の前に根の切れているスペースがあるようなのですが、そこには別の人が・・・

更に潮が引くともうだめです
根の間の潮の流れに乗って、３投すると１回は根掛かりするようになってしまい、この日のために買ってきた新品棒ウキを２本ともロスト
仕方なくジギングに変更するも、沖の方も水面から根までの距離が短くなっているのか、朝一と同じことをしてるのに頻繁に根掛かりするようになり、主戦のジグをすべてロスト(涙)
先のバラシ以外に2回ほど何かがヒットしましたが、いずれもフックアウト
前回いつ使ったか忘れましたが、気づかないうちにフックに結構錆が出ていたので、刺さりも悪くなっていたんでしょうね
竿とリールの手入れも最近手抜きがちなので、ちゃんと手入れしないとだめですね・・・

さてどうするか・・・

もうこれ以上ここでは無理ということで、ここで諦めて納竿とするか、一度荷物をまとめて場所移動するかの決断を迫られました
なにせ久々のサーフでの釣りに、砂浜の上を歩き疲れて足が攣りそうだし、釣れてもいないのに40g、60gのジグを投げ続けたのも初めてなので、かなり全身が疲労困憊状態で、テトラの向こう側までの移動すらも帰りの距離が延びるのが嫌だったという・・・(笑)

ただ、水分の入ったコマセがまだ半分以上残っていて、それを背負って帰るのもなかなかきつそうだったので、思い切ってテトラの向こう側に移動を決断しました

実はこの時点ですでにお昼を回って12時半
ジギングでの大物（？）とのやり取りの記憶が多少のやる気を残していたんですかね
ジギングでの魚とのやり取りもなくここまで来てたら、きっと帰宅を選んでいたと思います(笑)

棒ウキをあきらめて・・・

買ってきた棒ウキが無くなったので、タックルケースにあった大昔使ってた棒ウキをセットしてみました
このころから波もすこし高くなり始め、波足も長くなっていたため、ある程度投げられないと釣りにならない状況でした
しかし、堤防用と思われるウキ自体に重さがないためか、うまく投げることができません
諦めて、いつものメジナ釣りのようにどんぐりウキで仕掛けを構成

すると・・・本日の1匹目！
コバンアジの幼魚です

更には、手のひらサイズのメジナ

場所移動が正解だったのか、波打ち際の駆け上がりの手前でこの2魚種のいずれかがポンポン釣れてきます
メジナは小さいですが、波のせいもあって強い引きに感じられ、やる気を取り戻させてくれました(笑)

ただ、テトラの切れ目のところは波が集まる所だったのか、波の高さが周りよりも高め？
道糸が波に巻かれて引っ張られるようになり、釣りにくくなってきました
潮が満ちてきて、テトラ帯との間のスペースも狭くなってきたので、普通に歩けるうちにということで、ここで納竿としました

というわけで、初の渚釣りで本命ゲットとはなりませんでしたが、もう一度、どこか別の場所でもいいので挑戦してみたいですね